【フィルムカメラ初心者必見!】フィルムカメラの始め方

これからフィルムカメラを始めようとしているみなさまへ。フィルムを見て「懐かしい!」と感じる人から「フィルムってなに?」という世代まで、フィルムカメラについて詳しくお話していきます。

フィルムカメラ

フィルムカメラの魅力とは?

デジカメやスマホで撮影するのと、フィルムカメラで撮影するのでは、撮影スタイルも違うし、写真の仕上がりも違います。旅行やレジャーに行ったときや、おもしろものを見かけたとき、家族の日常を記録するときなどデジカメやスマホをサッと取り出してパッと撮る。全てカメラ任せでシャッターを切るだけで、簡単にきれいな写真を残すことができますね。しかしフィルムカメラは露出やフォーカスを手動で合わせる必要があったり、一枚撮るごとにフィルムを巻き上げたり、手間のかかるカメラが多いです。またデジカメのように消去ボタンがないので一枚のシャッターチャンスがとても貴重になります。写真の仕上がりもデジカメと違って、輪郭が柔らかくレトロな質感で写るのが魅力です。

 

◉ 一枚一枚ていねいに撮るので、愛着のわく思い出深い写真が撮れます

 

◉ ピンボケも味わい深く、優しくレトロな写真が撮れます

フィルムカメラの始め方

フィルムカメラを始めるにはまず、フィルムカメラと中に入れるフィルムを購入しましょう。フィルムカメラを新品で購入することは難しいので、中古品を購入することになります。おすすめなのは中古カメラを専門で扱っているお店(カメラのキタムラやカメラのナニワ、中古カメラ買取専門店など)で購入してください。カメラは専門の知識が必要です。買ったあとで壊れていたとか、動作しないといったトラブルを避けるためにも必ずカメラ専門店で購入しましょう。

フィルムはカメラ屋さんやネットショッピングでも購入することが可能です。初めてフィルムを購入するときはネガカラーフィルムでISO感度400のものが使いやすいと思います。代表的なものが富士フィルムの「 SUPERIA PREMIUM 400」やコダックの「UltraMAX 400」です。

 

フィルムカメラの中古品 おすすめは?

お手軽にフィルムカメラを初めてみたい人は、シャッターを押すだけで自動で写真が撮れるコンパクトフィルムカメラがおすすめです。

 

FUJIFILM Tiara 

・Canon Auto Boy

・Nikon L35AF

 

機械式のレトロなフィルムカメラを使ってみたい人はこちら

 

・OLYMPUS pen

・konica C35

 

本格的にフィルムカメラを初めてみたい人はレンズ交換ができる一眼レフタイプがおすすめです。カメラのボディとは別にレンズも購入しましょう。

フィルムカメラ

・Nikon NewFM2

・Canon AE-1

・PENTAX MZ-5

・OLYMPUS OM-1

感光に注意!フィルムの入れ方

基本的なフィルムの入れ方はカメラの裏蓋を開けてフィルムの先端を出し、スプールの溝に差し込んで巻き上げます。カメラの裏蓋をしっかりと閉めたら空シャッターを切って装填完了です。まずは購入したカメラの機種を確認して、インターネットでフィルムの入れ方と撮り終わった後のフィルムの巻き戻し方を調べましょう。

フィルムカメラ

フィルムはデジカメでいうSDカードのように写した写真が記録される部分です。フィルムカメラで重要なことはこのフィルムの装填です。入れ方を間違えてしまうとフィルムがうまく巻き上げできなくて、せっかく撮った写真が写っていなかったという残念な結果になります。そうなるとフィルム代も現像代も無駄になってしまいます。

 

フィルムはパトローネという円筒形の容器の中に収められています。フィルムの出口には遮光布が張られていて、フィルムに光が当たらないようにこのケースの中で守られています。フィルムに光が当たってしまうことを感光と言い、感光したフィルムは使えなくなってしまうので注意してください。

 

カメラにフィルムを装填するときは先端を少し出すのでこの部分は感光しますが、カメラの裏蓋を閉めると遮光されるので感光することはありません。フィルムの枚数分撮り終わるとこのパトローネの中に再びフィルムを巻き上げて戻す必要があります。完全にパトローネ内にフィルムが巻き戻ってからカメラの裏蓋を開けてください。

撮影したら現像してスマホへ転送しよう

無事にフィルムの巻き戻しができたら次は現像に出します。写真屋さんに持っていき、現像してもらいましょう。現像機という機械にフィルムを入れ、現像液にフィルムを一定時間浸すことでフィルムに画が浮かび上がってきます。その後プリントをしたりCD-Rへデータ化したりという処理がされます。普通のカラーネガフィルム(フィルムにC-41表記のあるもの)なら即日仕上がるお店もあります。それ以外のリバーサルフィルムや白黒フィルムなどは外注仕上げが多いので、仕上がりまでに数日かかる場合がほとんどです。

フィルムカメラ

最近は現像+スマホ転送という仕上げが主流です。受け取り時にもらえるQRコードからスマホへ写真をダウンロードできるサービスです。費用も安く抑えることができるのでおすすめです。

 

フィルムカメラはランニングコストがかかると言われています。今時のデジカメは数万円するものが多いのですが、中古のフィルムカメラは数千円〜とフィルムカメラ本体は安く手に入れることができます。

そしてフィルムカメラは「写真を撮る」ということの原点を知ることができ、便利な世の中であえて手間をかけるというのはとても心を豊かなものにしてくれます。

コロナ禍で外出自粛の中、思い出作りをすることが難しくなっています。

そんな時だからこそ、フィルムカメラで一枚づつ丁寧に思い出を記録してみませんか?

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