【カメラ初心者向け】カメラのお困りごと解決します
写真を撮っていて突然のトラブルやお困りごと、いろいろとありますよね。一人だと誰にも聞けないし、よくわからないままにしていませんか?
今回はカメラ初心者の人へ、カメラのお困りごとの代表的な事例を紹介し解決します!
カメラが言うことを聞かなくなった!
これはよくあるご相談です。今までできていたことができなくなった。いつもと違う動作をする。カメラの設定をいろいろさわってみたけど改善されなかったり、さらに違う動作をしてきたりと大事な撮影中なら大パニックにおちいります。このお悩みを一発で解決できる方法があります。
カメラの設定をリセット(初期化)する
ということです。どのカメラにもメニューボタンの中にあるカメラの設定からカメラを「リセット」もしくは「初期化」などの操作ができるボタンがあります。この設定リセットをすることでカメラは工場出荷時の設定、つまりカメラを買った直後の設定にもどってくれます。この工場出荷時の設定は一般的に使えるよう設定されています。
ただしこの設定リセットをすることでカメラを買った直後の状態なので、最初にカメラの初期設定をしなければなりません。初期設定は簡単です。カメラの画面に表示される指示に従ってカメラの言語、日付、時刻、エリアの設定をします。そうすると通常通り撮影を開始することができます。
カメラの操作音が気になる
コンサートや演劇など静かな環境や公共の場で撮影するとき、またはあかちゃんや動物を撮影したいときにカメラを操作すると「ピッ!」とかオートフォーカスが合うと「ピピッ!」とか電子音が周囲の人へ耳障りになったり、撮影の妨げになることがあります。
このカメラの電子音は消すことができます。カメラによっては操作音だけでなくシャッター音も消すことができるので静かにしないといけない場面ではとても役に立ちます。
カメラによってはサイレントモードという設定があり、操作音、シャッター音とも同時に消してくれる機能もあります。
暗い場所で撮影すると赤い光が発光する
夜間の撮影や暗い場所での撮影時に使うカメラのオートフォーカス機能の一つに「AF補助光」というものがあります。これは暗い場所でも被写体にピントが合うように赤いライトを被写体に照射してピントを合わせる機能です。カメラの正面から光が照射されるので撮影者はこの光に気づかないこともあります。この機能を知らずに暗い場所でカメラを使っていると、赤い光が発光して被写体がまぶしかったり、周りに同じように撮影者がいる場合はAF補助光が迷惑となってしまうこともあります。
カメラを購入したら標準の設定でAF補助光はONの状態になっています。フラッシュ禁止の場所やホタル、星空撮影など周りに人がいる状況ではマナーとしてAF補助光はOFFにしておきましょう。
メモリーカード全消去を間違えて押してしまった!
カメラの操作を間違えて「全消去」ボタンを押してしまい、撮影した全てのデータが消えてしまった!!これは誰もがやってしまう可能性のある人為的ミスです。うっかり全消去ボタンを押してしまっても途方にくれる必要はありません。失ってしまったデータを取り戻す方法はあります。全消去ボタンを押してしまったら、カードはそのままで使わないようにしましょう。さらに画像を追記で書き込んでしまうと消してしまった画像のデータ復旧の可能性は低くなります。
◉ 復元ソフトを使う
これは自力でデータを復元させる方法です。コスト的には安くできますが、ソフトの操作に不慣れだと操作を間違えてしまったり、データを復旧させるつもりがさらに状況を悪化させる危険性もあります。データの復元精度にもソフトによってバラつきがあります。
◉ データ復元サービスに依頼する
自力でデータ復旧に自信がない場合や不安な人は専門家にお任せしましょう。価格面では費用はかかりますが、復旧精度の高さはあります。メモリーカードが壊れてしまった場合の物理障害でも復旧できる場合があります。
大手カメラ屋さんで受付してくれたり、インターネットで「データ復旧サービス」など検索して信頼のおける業者を選びましょう。
カメラのことを教わりたいけど周りに詳しい人がいない
カメラのお困りごとだけでなくカメラの操作方法や撮影方法など、わからないことはたくさんあると思います。周りにカメラを持っている人がいなかったり、カメラ専門店もなく不便に感じている人はカメラメーカーのサポートを利用しましょう。
メーカーホームページにあるQ&Aで解決することもあれば、電話、メール、チャットなどを使ってカメラの使い方や機能の使い方、設定など詳しく教えてくれます。自分が使っているメーカーのサポートページを一度覗いてみましょう。オンラインでカメラの使い方講座を受講できたり、カメラの操作方法、撮影方法など動画で紹介しています。わからないことが理解できると、もっとカメラの操作が楽しくなったり、新しい撮影機能が発見できたり充実したカメラライフを過ごせると思います。ぜひご利用くださいね。