やっぱり一眼レフ最高!と思ったカメラ PENTAX K-3 MarkⅢ

初めて日本に一眼レフが誕生したのは1952年。旭光学工業(現ペンタックス)が「アサヒフレックスⅠ」を発売します。それから70年、時代はミラーレスが主流になり、一眼レフはプロカメラマンかカメラ愛好家のみが使用するカメラになってしまいました。

2008年にパナソニックが世界初のミラーレス「LUMIX DMC-G1」を発表し、その後各メーカーからミラーレスが発売されてからは一眼レフの新商品が発表されることが少なくなってきました。

私が初めてミラーレスを手にしたのは2013年発売、SONYのNEX-3Nでした。それ以降ずっとミラーレス機を使い続けてきたわけですが、久しぶりに一眼レフを使う機会があり、正直いまさら一眼レフで撮影するのは自信がなく、使うのはどうかな?と疑問を抱きながらもPENTAX K-3 MarkⅢをお借りして撮影に行ってみました。

PENTAX K-3 MarkⅢ

PENTAX K-3 MarkⅢの良いところ

カメラのスペックはネット上のどこでも目にすることができますが、ざっくりとPENTAX K-3 MarkⅢのスペックと個人的に魅力を感じた特徴を簡単に説明します。

 

【 PENTAX K-3 MarkⅢ 】

 

発売:2021年4月23日発売

有効画素数:約2573万画素

液晶モニター:3.2型約162万ドット

ファインダー視野率:約100%

ファインダー倍率:約1.05倍

連続撮影:最高約12枚/秒

シャッタースピード:1/8000~30秒、バルブ

ISO感度:100~1600000

質量:約820g(バッテリー、SDカード含む)

PENTAX K-3 MarkⅢ

【 特徴 】

 

◉ 高性能ファインダー

 

視野率約100%、倍率約1.05倍の光学ファインダー搭載。フルサイズ機に匹敵する大きな視野で、望遠レンズ使用時でも遠くのピントが確認しやすくなっています。

 

◉ ボディデザインの良さ

 

手に持った人にしかわからないグリップ性能の良さは他と比べてダントツですね。本当にしっくりくるグリップで、ネット上でもいろんな人から評価されているデザインです。

 

◉ 手ぶれ補正の強さ

 

ボディ内手ブレ補正機構のSR IIは角度ぶれ、シフトぶれ、回転ぶれの5軸補正。5.5段の手ブレ補正効果があります。夕方に撮影したにも関わらず、手ブレ補正の強さから安心してシャッターが切れるのは嬉しいですね。手ブレに気を使うことなく構図作りやシャッターチャンスに専念できます。

 

◉ オールドレンズに対応

 

電子ダイヤルで入力した絞り値をExifに記録できたり、絞り込んだ状態での測光・撮影、[TAv]撮影が可能。Mレンズや、従来開放でしか撮影できなかったレンズがAuto撮影時に絞り込んで撮影ができるようになっています。

 

他にも色々と優れた機能満載のカメラではありますが、ここに書ききれないほどまだまだ素晴らしい性能を持ったカメラです。

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光学ファインダーと電子ビューファインダーの大きな違いは?

今回、PENTAX K-3 MarkⅢを使ってみて最大のポイントは光学ファインダーの素晴らしさです!ずっとミラーレスの電子ビューファインダーに目が慣れていたので光学ファインダーの良さに改めて気づかされました。

 

一眼レフに搭載されている光学ファインダーはレンズを通した実像を確認しながら撮ることができます。

対してミラーレスは電子ビューファインダーになりますが、これはレンズを通して入ってきた光をセンサーでデジタル画像に変換して電子ビューファインダーに写しています。つまり作られた映像をファインダーで確認しながら撮影することになります。露出補正や拡大してのピント確認、ピーキング撮影など調整した効果がファインダー上で確認できるので失敗写真が少なくなります。

 

一眼レフ(光学ファインダー)→ 実像

 

ミラーレス(電子ビューファインダー)→ センサーで作られた映像

 

 

PENTAX K-3 MarkⅢ

光の美しさを体感できるのが一眼レフ

PENTAX K-3 MarkⅢの光学ファインダーを覗いた瞬間のことはいまだに記憶に残っていて、それは夕暮れどきで、もう太陽が沈んでいく薄暗い公園に当たる光がPENTAX K-3 MarkⅢのファインダーを覗くととてもきれいに見えたのが印象的でした。フルサイズ機に匹敵すると言われているファインダー視野率と倍率はとにかく見やすくリアルで、ファインダーを覗いた瞬間「光を撮ろう!」と思わせてくれました。

PENTAX K-3 MarkⅢ

カメラが身体の一部であるかのような一体感

あまり手が大きい方ではないのですが、私の手にもしっくりとくるグリップ感は持った瞬間に手に馴染みの良さを感じました。長時間持ち歩いていても違和感がなく、操作に慣れてしまえばボタンやダイヤルの操作性はとても快適で違和感なく使えます。

 

光学ファインダーに写る実像を見ながらシャッターを押すことは「写真を撮っている」ということを強く実感させられます。ファインダーを覗くことで得られる実像からはカメラと自分との一体感のようなものが生まれるんですね。

 

ミラーレス世代の人はもちろん、元々は一眼レフユーザーだったという人におすすめのカメラです。ミラーレスに移行してしばらく一眼レフから離れていたという人にぜひ使って欲しいカメラです。

ミラーレスとは異なる撮影プロセスは「写真を撮ることの原点」に改めて気づかせてくれる、そんなカメラです。

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