写真整理はどうすればいい?フィルム写真をデータ化する方法

実家や自宅にフィルムカメラで撮った大量の写真とネガが眠っていませんか?いつか整理しようと思っていてもその「いつか」がいつまでもやってこないみなさま、やるなら今です!!自粛生活はまだまだ続きます。思い出の写真を整理するには時間がかかりますので計画的に進めていきましょう。

 

写真の整理をする意味として

・次世代へ家族の思い出を引き継いでもらう

・思い出を見返して気持ちの整理や人生を見つめ直す

写真整理

写真整理と一緒に実家から大量のカメラやレンズが出てきた場合のお悩みはこちらで解決できます。

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写真整理その1「残す」「残さない」を分ける

まずは家中にあるアルバム、写真台紙、写真プリント、ネガを一か所に全て集めて、どれぐらいの量があるのか把握することから始めましょう。そしてその場である程度「残す」「残さない」の選別をしていきます。ここの作業は注意しないととても時間がかかります。なぜなら思い出に浸ってしまうからです。写真を見ながら手が止まってしまう瞬間が度々訪れます。過去の思い出に囚われタイムトラベルの始まりです。あっという間に夕方になり、気がつけば部屋は大量の写真で埋め尽くされ、散らかった状態になってしまいます。

 

ここのポイントとしては「残す」もの「残さない」ものと箱を二つ用意して分別していけば部屋も散らからず作業はしやすいと思います。一日一時間まで、休みの日の午前中だけなど作業時間も決めておくと効率も良いと思います。

 

「残さない」判断をした写真をどう処分するかは次の方法があります。

 

・燃えるゴミとして処分する

顔が写っている写真などはゴミ袋から見えてしまわないように袋や紙に包んでからゴミ袋に入れましょう。

 

・シュレッダーやハサミで処分する

写っているものがわからないように裁断して燃えるゴミとして処分しましょう。

 

・お焚き上げをする

自分で処分することに抵抗がある人は寺院や神社で供養し、焼却してもらう方法もあります。

写真整理その2 フィルム写真をデータ化する

次に残したい写真をデータ化していきます。フィルム写真やプリントをデータ化するメリットは

 

・写真の色褪せや劣化を防ぐことができるので長期保存ができる

・コピーを複数取っておけるので紛失や災害時にデータを残すことができる

・かさばらないので置き場所に困らない。省スペースで保存できる

・デジタル化することで写真の加工や色補正、トリミングも可能になる

・友人とシェアしたりSNSにアップしたりデータのやりとりが簡単にできる

 

プリントでそのまま残したいものはアルバムに貼ったり、フレームに入れて飾ったり、写真屋さんでフォトブックを作ったりして形として残し、いつでも見られるようにしましょう。大事な写真はプリントとデータ化の両方で保存することをおすすめします。プリントやネガを残す必要がないと判断したものはデータ化をしたものから順に処分していきましょう。

写真整理その3 自分で写真をデータ化する方法

・グーグルのアプリ「フォトスキャン」でデータ化する

アンドロイド、アイフォン対応の無料アプリです。スマホで写真を写すだけでデータ化できます。撮影時の問題となるプリントの反射も自動で除去してくれるので、アルバムから剥がす必要もありません。トリミングも自動でできます。多少色味が変わってしまうようですが、無料のアプリなら十分な機能ですね。

写真整理

・プリンターのスキャナー機能でデータ化する

ホームプリンターには複合機ならスキャナー機能のついているものがあります。パソコンを使わずに直接SDカードへ保存できる機能がついているものもあります。

 

・スキャナーでパソコンに取り込む

商品によってはネガやポジをそのままスキャンできるフィルムスキャン機能のついたものもあります。

 

・フィルムスキャンでパソコンに取り込む

ネガやポジはフィルムスキャンを使えばきれいにスキャンしデータ化することができます。こちらもSDカードへ直接保存できるパソコン不要なモデルもあります。

写真整理その4 専門の業者に依頼してデータ化する方法

ネガやプリントが大量にある人は自分でデータ化するのは時間と労力がかなりかかりますので大変だと思います。写真屋さんにネガやプリントを持ち込むとデータ化してくれるサービスがあります。費用はかかりますが手っ取り早くデータ化するにはこの方法をおすすめします。A4以上の大きなプリントや写真台紙に貼り付けられているものはデータ化できない場合もあります。

 

古いアルバムだと貼り付けているプリントが剥がせなくなっているものもあると思います。剥がさずにアルバムごと持ち込んで一枚一枚データ化してくれるサービスもあるので写真屋さんに相談してみましょう。昔の大きなアルバムが一枚のCDにデータ化されるので置き場所に困らず、コンパクトに長期保存ができますね。自分でデータ化する作業の時間がない場合は専門店にお任せしましょう。

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大切な写真は二重保管がベスト

本当に大切な写真はデータ化後、複数にバックアップをとりましょう。データ化した写真データはCDやDVD、パソコン、外付けハードディスク、クラウドサービスなどに保存されると思いますが、全て永久的ではありません。CDやDVDは盤面にキズがついてしまうとダメになるし、パソコン、外付けハードディスクは故障する可能性もあります。クラウドサービスもネット上で何が起こるかわかりません。どんなことが起きても大丈夫なように二重で保存しておいた方が安心ですね。

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